ブックタイトル20131128_ikigaido_book
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生活便利帳おじいちゃんがいなくなったのですが…徘徊してわからなくなったらどうする?SOSネットワークみやざき利用できます!介護と福祉発見!「認知症のおじいちゃんがいなくなった、どうしよう……」そんなときはあわてず、警察署か最寄りの交番へ。宮崎市では、行政と民間とが協力して認知症高齢者の行方不明者を捜索するネットワークを築いています。警察はもちろん、民生委員・児童委員や地域包括支援センター、コンビニエンスストア、トラックやタクシーの運転手など、加入団体が一丸となって探します。また、徘徊が心配される家族がいる場合、立ち寄りそうなところやお店に声をかけておいたり、洋服に名前や連絡先をつけておくことも大切です。SOS連絡窓口認知症って?topics認知症は、単なるもの忘れではなく、脳の障がい等で起こる病気です。高齢者の4人に1人は認知症の予備軍といわれていて、誰にでも起こる可能性があります。認知症の高齢者を支えるには、一人ひとりが正しい知識を持つことが大切です。宮崎北警察署生活安全課TEL 27-0110宮崎南警察署生活安全課TEL 50-0110高岡警察署刑事生活安全課TEL 82-4110SOSネットワークみやざき事務局長寿支援課TEL21-1773地域で見守り、地域で支えよう認知症サポーター募集しています!*20名程度の開催団体今後、ますます増えることが予想される認知症。家族や介護者はもちろん、地域全体で支えていく必要があります。そこで市では、認知症サポーター養成講座を開催しています。認知症サポーターとは、認知症について正しい知識を持ち、本人やその家族の身近な理解者として見守り活動を行う人のことです。学校や企業、地域など、20名程度が集まれば講師の派遣を行っています。受講者には、サポーターの証であるブレスレット「オレンジリング」が授与されます。お問い合わせ/長寿支援課TEL 21-1773認知症サポーター養成講座受講者の皆さんinterview「誰かのため」は「自分のため」宮崎市キャラバン・メイト河野??一郎さん認知症の妻・幸子さん(75歳)を、13年にわたって介護する河野??一郎さん(74歳)。平成19年の認知症サポーター発足時から関わり、現在は講師「キャラバン・メイト」として活躍します。「私が介護を始めた頃は、世の中の認知症に対する理解はまだまだ低かったように思います。しかし最近は、困っていると手を貸してくれる人が増えてきました」。幸子さんは週3回デイケアへ通い、家事いっさいは??一郎さんが行います。とかく辛く思われがちな男の介護ですが、幸子さんの笑顔が何よりのビタミン剤になっていると言います。取材に伺ったこの日は、2人で西都原のひまわりを見にでかけたそうです。「いつ誰がなってもおかしくない認知症。まだの方にはぜひ認知症サポーター養成講座を受講していただき、理解を深めてもらいたいですね。正しい知識を持っていれば、いざというときにパニックにならずに済みます。誰かのためと思って学んだことは、きっといつか自分のためにもなりますから」。仲良く近所を散歩する河野さん夫妻104セカンドライフ川柳散歩して犬に付き合い教えられ四季(埼玉県)